現役サラリーマン、お金を学ぶ。Blog by Hika

お金の知識や常識が、昔と今では全く違うことを感じた私、ヒカリがお金について記録するブログ。

日本人は金融リテラシーが低い?日本のこれから

(イメージ画像です。)

こんにちは、お金を学ぶブログのヒカリです。
近年、着々と金融リテラシーの重要度は日本においても年々高まっています。
かといって学校で金融について学ぶかといわれれば、学んだ記憶ってあまりないですよね。
私も義務教育の過程で、お金についての勉強をしたかといえば、してないですし
両親や家族がお金について教えてくれたかといえば、それもNOといえます。

 

 

人生100年時代」と金融

日本を含め「人生100年時代」が到来すると言われている中、日本では2019年に「年金2000万円問題が話題になりました。
金融庁が、年金だけでは老後の生活資金が不足するという報告書をまとめのです。
老後の生活資金を確保するためには、長期投資による資産形成などが求められます。

「貯蓄から投資へ」をスローガンに掲げた政府も、経済政策をたびたび実施しています。
NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)などの投資優遇税制が代表的です。

しかしこうした制度を活用していくには、一定の金融リテラシーが必要になってきます。
特に投資信託分散投資などに関する知識は必須といっても過言ではないでしょう。
知識をつけるまえに始めてしまった時には、投資が自分に与える影響も考えるには及ばないでしょう。

 

インフレとデフレ

インフレとデフレの言葉の意味を正しく理解している人は6割程度しかいないそうです。
インフレーション(インフレ)」とは物価が上がり続けて、
お金の価値が「下がり」続けることです。
ペン1本の値段が100円だったものが150円になるとインフレです。
また100円玉を1ドルと交換できたのが、100円では交換できなくなります。

対して「デフレーション(デフレ)」とは、物価が下がり続けて
お金の価値が「上がり」続けることです
ペン1本の値段が100円だったものが50円になるとデフレです。
また100円玉を1ドルと0.5ドルの合計1.5ドルと交換できます。

日本はいま「インフレ」を起こし始めており、国は日本にある借金をなくすため増税などをするなど様々な政策を打ち出しています。
「円」の価値をコントロールしたい政府は、日本にあるお金の量(国民のお金や各銀行の預金など)を2倍にするといった政策(アベノミクス)でも話題になりました。
ベースアップや、金利アップもすべて政策として行われています。

日本には多額の借金がある

国(中央政府)の借金である国債の発行残高は約1000兆円、地方政府の借金である地方債の発行残高は約200兆円、国と地方を合わせるとその総額は約1200兆円に達します。 2020年度もコロナウイルス対策により約100兆円の借入を増やすなど、年々増加している状況です。
これらはすべて「円建て」つまり円でつくった借金です。

日本の「お金」を作っているのは「日本銀行」で
日本銀行の株は50%以上が「国」であることから、国は1200兆円程度で破産することはありえませんが、国はこれらの債務を打ち消すため、様々な金融政策を打ち打ち出しています。

「円」の価値をコントロールしたい国は、マネタリーベース(日本にあるすべての円のお金)を2倍にする、という指標をしめしました。
簡単に言うと、日本銀行でつくった円を国の政策として皆さんに配りますよ、ということです。

(イメージ画像です。)